2019年05月30日

ロードバイクとランニングとクロストレーニングの話でも。

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ロードバイクとランニングとクロストレーニングの話でも。



今年はトライアスロンデビューということでジョギングを始めた。

家の近所に城跡、と言っても単なる丘みたいな場所があり、最近、城門だけ復元されたのだが。

散策路がちょうどランニングするのに素敵なトレイルになっている。

写真はそのトレイル。


ちなみに一応は観光地なのでMTBの乗り入れはよろしくない。トレイル的には走りやすそうではあるが。

まあ、この近辺は少し山に入ればMTBに手頃なトレイルもたくさんあるので、その辺は心配ない。


ヒルクライムは年に一回にして、夏にトライアスロン、秋に知人なんかとサーキットに耐久レースに行くぐらいがちょうど良いかな、なんて考えたりしてる。


ヒルクライムの練習も楽しいけれど、段々と飽きてくる。いつもの坂ってのも飽きてくるし、ヒルクライムレースってしっかり踏むと吐きそうになるほどしんどいので、レースが終わるとストイックに登るっていうのは少し離れたくなる。

その点、ランニングは楽しい。

特にトレイルを走るっていうのは非常に高揚感があって楽しい。


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ランニングとロードバイクの速さって関係あるのか?



たまに聞かれることがあるのだか、ランニングと自転車の速さって関係あるのか。


経験的なところで言うと、直接的な関係はないと思う。

ヒルクライムが終わって、久々にジョギングをしてみたところすぐに息が上がった。

ヒルクライムに向けて調整していたので、ある程度は心肺機能も高くなっているはずなのだが、結局、ランニングで使う筋肉とロードバイクで使う筋肉って違うのだ。


ランニングしてる人がロードバイクに乗ったら速いかっていうと、陸上部の人はロードバイクが速いってわけでもなかったりする。水泳部の人も然り。ただ、持久系の基礎はあるので、何もしていないよりは飲み込みは早い。とはいえ、元々マラソンをしてるのにロードバイクを始めてもあまり速くならない人っていうのもいるのも事実だ。


直接的な関係はないにせよ、持久系スポーツという点では共通なのでベースの底上げになるとは思う。


山小屋で勤務していた頃、休憩時間にトレイルを走るのが好きだったのだが、トレランが好きで日々きちんとしたトレーニングしている友人が誉めてくれる程度には速く走れた。

もちろん、彼の速さには全く及ばないが、山にいる時以外は全く走らない人間なのに、そこそこしっかり走れていたらしい。


山小屋の休憩時間に少し速く走れたのが自転車と関係あるのかというとはっきりしたことは言えないのだが。


ただ、ベースとなるところ、心拍いくつで、何分間走るみたいなエネルギーの使い方は共通なので、走る技術が身に付けば、自転車で身に付けた心肺能力なんかもいくらかは役に立つんだろう。


ただ、ロードバイクを速くするためにランニングが役に立つかと言うと、答えはノーだと思う。


冬場に寒くてロードに乗りにくいので、仕方ないので代わりにランニングをするってのは良いかもしれないけれど、ロードバイクを速くするためにはやはりロードバイクに乗るべきだろう。


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ロードバイクとランニングのクロストレーニング



別の種目のトレーニングを組み合わせるのをクロストレーニングなんて言ったりする。

ロードバイクを速くするためには、マラソンはあまり直接的な効果はないと書いたが、トータルの運動という意味では逆だ。

ロードバイクだけ乗っていると、ロードバイクは速くなるけど、案外痩せなかったり、筋肉は付かない。


特にベテランになるほど、楽に乗る方法を覚えてしまうのでダイエットとしては自転車は微妙になってくる。

最初の内は自転車に一日乗るとグッと体重が減るのだが、段々、自転車に乗っても体重が減らなくなってくる。

かと言って、しばらく乗らないでいると太る。


要は体が適応してしまっているのだ。

旅の自転車なんか正に分かりやすいけれど、毎日毎日一日中自転車で移動し続ける。

消費カロリーは相当なものだ。

これが初心者と同じペースで体重が落ちていくと、一ヶ月も旅をするとペラペラの一反木綿みたいになってしまう。

体は適応するのだ。


そういう意味では自転車だけだと、自転車の刺激に体は慣れてしまいやすい。

ランニングと交互にする方が、別の筋肉への刺激が入る分、運動、特にダイエットとしては良いだろう。

可能なら水泳も入れれば、より多くの種類の刺激が入る。


実際、ヒルクライムレースに向けて調整した状態って、千メートルの峠をガシガシ登ったって筋肉痛にはならないのに、ほんの5kmのゆったりジョギングで翌日あっさり筋肉痛になるのだ。


そういう意味ではクロストレーニングは健康のための運動としては効果は高いと言えそうだ。

自転車だけじゃ鍛えにくい箇所のトレーニングにもなるし、筋肉に入る刺激にバリエーションを作ってやるという意味でも良い。


ただ、プロのロードバイクの選手はロードバイク以外の無駄な筋肉は付けないようにするため、階段も出来るだけ登らずエスカレーターなどを使うとも言う。

速くなるためのトレーニングと健康維持のためのトレーニングっていうのは、ある程度の段階から違うのだろう。


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トレイルなら飽きずに走れるし、バランスなんかも鍛えられるらしい



ランニングについては全く素人、専門外なのだが。

トレイルを走るって楽しい。トレイルランニングというやつになるのだろう。

舗装路だと飽きる。景色も飽きるし、走る動作も単調だ。

でも、トレイルって景色も移り行くし、路面も一歩踏み出すごとに違う。真っ平らなアスファルトと違って一歩一歩が楽しい。石があったり、木の根っこがあったり、へこんでいたり。何も考えずに足を踏み下ろすと捻挫する。

路面をよく見ないといけないし、周りの森の風景、この時期だと緑色と青い空が目に気持ち良い。寒い時期になれば葉が落ちた木の幹の色と灰色の空もまた気持ち良い。


一歩一歩上手く地面に順応しながら足を運ぶ。

雨上がりの土の感じと乾いた日の土の感じも違う。

草も生えてくるし、草刈りしてくれている日もある。

モグラが死んでしまっている日もある。

犬を散歩に来る老人がいたり、休日には観光バスも来てる。

トレイルとは楽しいのだ。


家の近所のトレイルはさほど長くない。一周1キロちょっとくらいで半分くらいが未舗装、半分は舗装だが、丘なのでアップダウンがある。

なので2,3周する。家から城跡まで1キロもないくらいなので、合計で5kmちょっと、30〜40分くらいの手頃な運動になる。


トレーニングというより、単純に森の中を走る、レクリエーションとして走れるのだ。


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ランニングなら自転車より短時間で運動を楽しめる



ランニングが良いと思うところは短時間でフィットネス感が味わえるところもある。


自転車だと1時間以内だと正直物足りない。2時間くらいは走りたい。

その点、ランニングなら1時間以内でそこそこ運動した感じを楽しめる。


逆を言えば、自転車、特にロードバイクの良いところは一日中運動を楽しめるところでもある。

一日中ランニングを楽しくするってかなり無理がある。膝ガクガクになってしまう。

それに対してロードバイクは一日中、ある程度長距離が得意になればそれこそ24時間ぶっ通しで走り続けることも出来る。

ランニングもウルトラなんかになるとそうだけど、それでもかなりエクストリーム、怪我なんかのリスクも高いし過酷だ。自転車を24時間ぶっ通すのもいくらかエクストリームだが、12時間ならそうでもないし、慣れれば24時間ものんびり走れば十分に楽しめる。

自転車は日本国内なら12時間ぶっ通しで走れば大体は海が見られる。さらに電車で輪行も出来る。


休日をフルに楽しむなら自転車ってのはすごく良い。


ただ、平日も少しでも運動をして気分転換したいっていうならランニングはとても良い。

30分走るだけでも汗をかける。


ロードバイクの場合、ローラー台があれば出来なくもないけれど、ローラー台はフィットネスというよりはトレーニング、修行だ。

まあ、それはそれで楽しいのも事実ではある。

ツールドフランスのDVDを眺めながらローラーを回せば何となく爽快だ。

最近はzwiftでゲーム感覚でも楽しめる。


そうは言っても、朝、一時間早起きして、近所のトレイルを楽しんで、シャワーを浴びて、コーヒーを入れて朝食を楽しむ。

平日のちょっとした時間を楽しむならトレイルランニングは良い。


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問題は手頃なトレイルが近所にあるかということ



トレイルランニング、トレランが素敵なのは言うまでもないことなのだが、問題は日本国内で近くに手頃なトレイルがある場所ってほとんどないってことだ。

登山するような山にはトレイルはあるけど、市街地からは遠い。

そういう意味では近所にちょっとした里山があるってのはとても良い。簡単な遊歩道があって町を見下ろせるような山。百名山とかじゃないこじんまりした山だ。


あるいは緑の多い公園。

それでも、日本の公園にはトレイルというものが少ない。

ウッドチップを敷き詰めてしまったりする。

普通のシングルトラックの山道というのがない。

せっかく緑の多い公園を作るならそういうトレイルは一部でも作った方が良いと僕は思う。


緑で心癒せるスペース。

そういうのが日本に増えると良いなと思う。

百名山や奥深い山じゃなくて良い。

生活の中で少し自然に触れたいなと思った時に行けて、ちょっと入れば距離こそないけれど森の中のような雰囲気を味わえるような。


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クロストレーニングでロードバイクが劇的に速くなることはないだろうけど



とりあえずは、自転車とランニングの関係としては、別にランニングをしたからって自転車は速くならないってことで良いと思う。


というか、そこに相関性があるとしたら、ツールドフランスに出てる選手でマラソンもするっていう選手や、トライアスロンも強いという選手がいても良いはずだ。

あまりそういう話は聞かない。


アマチュアでもロードバイクが速い人で、他のスポーツも万能にできる人ってあまり多くはない気もする。少なくもなかろうが。


そうは言っても、昨今は別のスポーツから転向してロードバイクをする人も聞くので、他のスポーツとロードバイクの相関性がゼロというわけでもないのだろう。


特にスキーやスケートについてはオフトレでロードバイクを取り入れるという選手も多い。

彼らはかなりのペースで自転車も走れるという。

バランス、体幹を使うスポーツのトレーニングとしてはロードバイクは良いらしい。


地面を蹴るスポーツと、地面から浮いたところで重力をコントロールするスポーツという違いなのだろう。


とりあえず、自転車に飽きた時はランニングなんかにも手を出してみるってのは良いことだと思う。

全く何もやらないよりは、全く別のスポーツでもやった方がマシという程度かもしれないが。


ま、そんなこんな。

posted by じてぼん。 at 21:44 | ロードバイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする