2019年10月22日

どうやったら変速調整って教えられるのか。

引っ越しまであと少しとなったので、通勤用のロードバイクを友人にあげてきた。
今度の仕事は自転車通勤禁止なので。
残念だが、まあ、仕方がない。

さて、ロードバイクをあげたのだが。
変速調整とかをどうしよう、という問題が出て来た。
店に持っていくにしても、もらいものって修理を頼むのが少々気まずかったりする。
買った店で修理するっていうのが原則だ。
ましてや、やめた店長から貰った自転車っていうと、少々気まずい。

「変速調整とか最低限のことは自分でやれば良い! YouTubeでも出てるから! 特に通勤用の安い車体はメンテナンスの練習、実験台としてピッタリだから!」
と言ってみたものの、やっぱり難しそうな気はする。

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それでも、やっぱりロードバイク乗りなら、変速調整くらいまでは何とか出来るようになっといた方が良いだろう。
工賃の節約っていうのもあるにせよ、店まで自転車持っていくのも大変だ。

大変だからという以外にも、自分でメンテナンスが出来ないと、
壊れているのか、正常なのかの判断も難しい。

全部なおせる必要はないけれど、工具を使わずに出来る調整くらいは覚えておいた方が良い。

そんなわけで、変速、ブレーキのワイヤーの張り量調整くらいまでは自分でも出来るようにしておきたい。
細かいところまで完璧に合わせるのは難しいにせよ。
少々ずれていても、一応、一通りすべてのギアに変速出来る程度までは変速調整は出来た方が良い。

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欲を言えば、チェーン交換、ワイヤー交換までは自分でできた方が良いだろう。
変速、ブレーキワイヤーの調整ができれば、ワイヤー交換も出来る。

チェーン交換については、チェーンの長さを決めるのが少し分かりにくいにせよ。
それでも、チェーンカッターの使い方さえ知っていて、
チェーンの通る場所さえ間違えなければ誰でも出来るのだから、
やっぱりそこまでは出来た方が良い。

あとはタイヤ交換、ブレーキシュー交換。

そこまで出来れば何とかなる。
それ以上の分解はお店に頼むのが良い。

それ以上の分解って言ったって、後はヘッドとBB、ホイールのハブ周りくらいなのだが。
要はベアリング周りだ。ベアリング周りは少々面倒だし、専用工具が必要になることも増える。

ワイヤー、チェーン、タイヤ、ブレーキシュー。
この辺りは自分で何とか出来る範囲だし、
ここまで出来れば、とりあえずはOKだろう。

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困ったときにはお店に持っていって修理するっていうのが一番間違いない。
それでも、何らかの事情で店に修理に持って行きにくいことってある。

実際、僕も引っ越したら、お店に修理に持っていくのって、少々難しい気はしている。
下手なお店に触らせたくもないし、
かと言って、頑固おじさんのいるお店に持っていくのも難儀だ。

あるいは自分が欲しい部品が、その店で取り扱いがないとき。
インターネットだったら、すぐにぽちっと押せて、しかも安い。
ただ、問題は取り付け、調整に自信がないから、工賃を払ってお店でしてもらいたい。
そういうことってある。

あとは、もっとザックリとした理由としては海外通販で半額で買った部品の取り付け、調整。
まあ、これは断られることが多い。
海外通販をOKにすると、店で買ってもらえなくなる。
工賃だけで食っていければ一番だけど、やはり工賃だけでは食っていけない。
自転車とその用品の販売で生計を立てるという仕事なので、
海外通販で買う人、つまり、自分の店で買わない人に優しくしないっていうのは、
まあ、当たり前と言えば当たり前ではある。

それでも、きちんと工賃を払うんだから平等に工賃通りの仕事をして欲しいっていうのも事実だ。
資本主義の世界なんだから、工賃いくらで修理する、って提示するなら、きちんと金額は支払うから修理して欲しい。
まあ、逆を返せば、資本主義の世界なので、お金がないと生きていけないので、お金にならない人はお客さんじゃないので、親切にする義理はないし、修理を受けるかどうかは、修理をする人間の自由だ。
時間は有限なので、お金にならない人の相手をする時間、きちんとお金を落としてくれる良いお客さんに親切に対応した方が良い。
そりゃ、仕方ない。

令和の時代にもなったのに、ロードバイクっていまだにそういう昭和な「自分の店で買った常連以外には優しくない」っていう風潮はあると思う。
もちろん、中にはそれもOKって店もあるけど。

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まあ、僕自身、収入、休日の問題で自転車屋さんはやめた。
ちなみに、自分で言うのも何だけど、店長としてそれなりに売上は出していた。
それでも、世間の平均の収入、休日には遠かった。
そのくらい儲からない商売か。
あるいは僕は騙され続けて働いていたのか。
まあ、どちらもあるのだろう。仕入れ値は悪いし、人件費はかかるし、在庫金額もそこそこ。儲かりにくい商売ではある。
それでも、同業他社と比較しても、待遇は悪かったので、騙され続けていたという側面もいくらかはあるのだろう。

まあ、ちょっと前まで、お金は特に必要なかった。
今は少しばかり必要になったにせよ。
お金が必要ないころは、給料が悪くたって気にならなかった。
給料が気にならない人間に給料を出さなくたって、別に騙していることにはならないので、まあ、騙されていたわけではない。
僕も納得して働いていたのだから。

そうは言っても、こちらも一生懸命働いたのだから、やはり給料、休日には反映して欲しかったし、
それが出来ない会社だったから去ることにした。

まあ、愚痴も入ったが、自転車屋さんって在庫リスクや特殊スキルが必要な割に儲からない仕事っていうことは間違いない。

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そう、儲からない仕事なので、ある日突然にお店が潰れたりすることだって有り得るわけだ。
そうなった時も、ある程度までは自分で出来るようになっといた方が便利なのだ。
別の店を探すにしたって、事情はどうあれ、他の店で買った車体に優しいお店を探すのって難しい。

自転車業界が貧乏なせいで、消費者まで苦労するってのは変な話ではあるが。
現実問題として、自転車業界は貧乏なので、消費者も苦労しないといけないっていうのが現状だろう。

自転車屋さんが儲かるようになれば、修理なんかについても随分良くなるんだろう。
儲かっているなら、別に海外通販でも何でも受けたって問題ないわけだ。

まあ、儲かっていたら、無理して工賃を稼ぐ必要もないのだから、海外通販の部品の取り付けなんて、気が向かない限り受けたくないだろう。

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それにしても、どうしたら初心者にメンテナンスって教えられるものだろう。
まあ、難しい話だ。

そんなこんな。


posted by じてぼん。 at 01:59 | ロードバイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする